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2004年07月05日
咽頭・扁桃炎の薬
扁桃腺が炎症を起す病気には、オーグメンチンが良く効くと考えていたのですが、耐性菌が増えた為でしょうか、最近はこの薬が効きにくくなってきたようです。
今回は、βラクタム系(セフェム、ペニシリン等)でないニューキノロン系の抗生剤を試したところ良い効果がありましたのでご報告します。
先週の水曜日の朝、喉の痛みを感じはじめました。僅かな痛みなので放置していたところ、夕方には全身の倦怠感を感じるようになりました。こりゃイカンという事で、抗生剤を服用する事にしました。
いつも仕事用カバンに入れて持ち歩いている薬バックを調べたところ、常備しているオーグメンチンがありません。そういえば先週、知り合いがネパールへ旅行に行くというので、餞別としてあげちゃった事を思い出しました。とりあえず手持ちのセファクロル(1カプセル250mg)の服用を始めました。症状はそれほど酷くないので、1日3回(3回の食事の後)服用するスキームとしましたが、扁桃腺炎の悪化を止める事ができませんでした。
金曜の夕方、帰りに薬局でオーグメンチン(375mg錠剤が10粒1パックでHKD25)を購入しました。家で夕食を摂ったあとで服用を開始しました。喉はかなり痛いし、全身倦怠感が強く、ちょっとやばいかなーという感じだったので、オーグメンチンは1日4回(3回の食後と寝る前)服用するスキームとしました。つまり、夕食後に1粒、夜中にもう1粒服用しました。
土曜日の朝目覚めた時点で症状が改善されておらず、今日は仕事には行けないなーと判断しました。オーグメンチンが期待したほど効かなかった為と思われます。困ったなーと思いながら、家の薬箱をあさっていたら、以前に友人のもらったシプロフロキサンというニューキノロン系の抗生剤を見つけました。
セファクロル(セフェム系)やオーグメンチン(ペニシリン系)などのβラクタム系抗生剤は、細菌の細胞壁の合成を阻害する事により、細菌をやっつけます。キノロン(ピリドンカルボン酸)系の抗生剤は細菌のDNA複製を妨げる事で効きます。このキノロンの改良版がニューキノロンという事でしょうか。一口に抗生剤といっても、効き方はいろいろ違うのですね。
ニューキノロン系の抗生剤は、抗生剤スペクトル表でみると、効果のある細菌の範囲がかなり広いようです。また、耐性菌が少ないとの事です。
日本にいる知り合いのお医者さんも、ニューキノロン系の方が良いよと、メールで返事が来ましたので、
早速オーグメンチンからシフロクロキサンに変更する事にしました。
まずはニューキノロン系の抗生剤で強い副作用が出るかを確認する為に、ちょっとしたテストをしました。カプセルを一つ開けて中の粉を少しだけ取ってなめてみます。過去の経験では、強いアレルギーを示す場合には、抗生剤の錠剤が舌に触れて間もなく、口内に強い違和感を感じました。今回は1-2時間しても、体のどこにも、急激な異変はとくに無いようです。(緩慢な副作用は、この方法では分からないかもしませんね)
土曜日の1時頃に昼食を食べ、食後すぐにシプロフロキサンを1粒(250mgカプセル)と、サリドンという鎮痛解熱剤を2粒(500mgタブレット)服用しました。
1時間以内に喉の痛みが少し退いてきました。2回目は夜の10時頃にサリドンと一緒に服用しました。日曜は朝食後と夕食後に服用しました。なんとか月曜の朝には、出社できるまでに改善したので良かったです。
そういう事で、この薬にアレルギーがない限り、もしもの時の常備薬はオーグメンチンではなくて、ニューキノロン系が良いかも。今回は手持ちのニューキノロン系抗生剤はシプロフロキサンでしたが、他にどのような薬があるのかが今後の課題です。
投稿者 bobby : 2004年07月05日 15:13
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