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2005年08月23日
珍しいアイスワインの古酒
とても珍しいお酒、カナダ産アイスワインの古酒をバーカウンターの置くから掘り出してきました。
普通、エージングされたワインを年代物というのでしょうが、あえて古酒と表現したのには理由がありますが、それは後ほどご説明します。
マクタンのリゾートホテルが立ち並ぶ海辺に、私のマイミク友達が、会社所有のビーチハウスに住んでいます。私もセブ出張時には、いつもそこへ泊まります。ビーチハウスの1階には、立派なバーカウンターがあって、そこに住む友人がフィリピン風のデコレーションを施しています。かなりすごいです。
で、そのバーカウンターの中をこっそり探検していたら、何本かの酒のボトル(未開封)を発見しました。最初に目に付いたのは日本酒(一の蔵 本醸造無鑑査)の4合瓶。こんなところに日本酒がある、とおもって床の上に放置された瓶を眺めていると、細長いアイスワインの瓶を発見しました。
2000年にボトリングされたカナダ産です。
見つけた瞬間、なんかこのボトルには見覚えが...
実は、このボトル。4年前に香港空港の免税店でお土産に買い、さる方へ差し上げたものだったのです。ところがその方は、お酒を飲まない人でした。それで、回りまわって、ビーチハウスの住人のところへやってきたのでしょう。
その彼が、うっかりと床の上に放置したまま忘れてさられていました。その間に、アイスワインのお酒の色が透明からこげ茶色に変わってしまいました。普通の人は、こんなに様変わりしたお酒が、まだ飲めるとは思いませんよね。私も、香港日本酒会で蔵元さんから江戸時代の古酒の話しを聞いていなければ、とてもこの酒に挑戦する勇気はなかったでしょう。
日本酒は5年くらいで琥珀色がついてくるようですが、最初はかなり薄い茶色です。ソーテルヌでも、10年とか15年くらいしないと、琥珀色が濃くなってきません。このアイスワインは、たった5年で20年分くらいの琥珀酸を生じさせてしまったようです。5年では年代物とは言えないので、あえて古酒と表現してみました。
さて、そのような曰くのある茶色に変色したアイスワインを冷蔵庫へ入れて、夜の酒盛りタイムを待つ事に。
夜飯を外で済ませて、9時過ぎにビーチハウスへ戻ってきました。いよいよ挑戦タイム。
私がアイスワインを冷蔵庫から取り出すと、そこに居た2人の日本人が恐れおののきました。
まっ、まさか!
そのまさかです。コルクが痛んでいて、最後の手段で中へ押し込みました。
さて、琥珀色の液体の香りをかぐと、予想通り古酒独特の香りがします。琥珀酸ですね。
口に含んでみた瞬間の第一印象は年代物のソーテルヌの風味。もとがアイスワインだけあって、ちょっと甘すぎだし、もともとアイスワインはソーテルヌのような微妙な味わいがありません。でも、なかなか珍しいアイスワインである事はたぶんたしかだと思います。
投稿者 bobby : 2005年08月23日 11:57
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コメント
アイスワインならではなんでしょうね~
由紀の酒の常連さまに教えていただいたのですが
この茶褐色の色は、アミノ酸が糖類と結合してアミノカルボニ反応をし、
褐色色素が形成され、独特の香りもでるのだそうです。
投稿者 明@由紀の酒 : 2005年08月28日 08:07